交通事故の体験のTOPに戻る
「交通事故の体験」トップ >  交通事故あれこれ > 交通事故の過失割合について


交通事故の過失割合について

今回の事故は、警察の現場検証に関する調書内容から、相手の保険会社は、過失割合を0:10としてくれました。

こちらとしては、当然の結果と考えていたのですが、いろいろと調べてみると、過失割合が0:10と言うケースは、かなり限定されている様ですね。

ほとんどの事故の過失割合では、0:10ではなく、1:9とか、場合によっては、2:8、3:7、なんてケースは、良くある様です。

過失割合が0:10と言うケースは、主に以下のケースの場合に適用される様です。

・自分が停止していて追突された。
・相手が赤信号で衝突した。
・相手がセンターラインをオーバーして衝突した。

なので、一般的な事故では、1:9で恩の字と言う所の様です。

但し、状況によっては、相手が100%悪いと言うことを認めているにも関わらず、保険会社の規定で、1:9だとなった場合で、ご自身でも納得がいかない様ならば、交渉の余地は、あります。

まずは、ご自分の加入されている任意保険会社に相談しましょう。もし、弁護士費用特約があるのなら、弁護士と相談し、過失割合の修正要素、つまり過失0が認められる可能性があるのならば、交渉する価値はあります。

仮に、1:9の過失割合が修正できない場合でも、相手が過失を認めている場合には、交渉によって、こちらの損害に関する自己負担と、こちらに対する損害賠償請求権の放棄を認めてもらうと言うことも可能かもしれません。

何れにしても、ゴネ過ぎると、交渉が長引いたり不調になり、逆に不利になる可能性もありますので、ほどほどに。


関連コンテンツ

交通事故に関する相談

交通事故は、遭いたくないものですが、こればかりは、どうしようもないのが現実です。 もし、遭遇した場合には、より良い形で、処理できると良いのですが、被害者や加害者の立場上、その他の関係者のことを考・・・

交通事故紛争処理センターとは

交通事故紛争処理センターとは、中立、公正な立場で、無料にて自動車事故の紛争処理を弁護士がお手伝いしてくれる機関です。 交通事故に遭遇した際、被害者にしても、加害者にしても、どう対処して良いのか分・・・

事故現場に、お花が

先日、家族が遭遇した交通事故の現場を通りかかった際、フト、気付いたのです。 ナント、その交差点のカドの電柱わきに、お花が供えてあったのです。 ウワッ、また事故があったのかな? お花が・・・

事故時の治療費

交通事故に遭遇した場合、加害者であれ、被害者であれ、程度の差はあっても、何らかのケガをしている状況が多いはず。 その場合、病院で手当を受けることになりますが、ここで1つ質問。 交通事故・・・

保険会社との交渉法

保険会社との交渉で、査定をアップする方法を、いくつか、ご紹介します。 まずは、車検です。今回の場合、愛車は、車検を受けて2ヶ月余りで事故に遭いました。 なので、2年近く車検が残っており・・・

交通事故時に困らないために

交通事故には、遭いたくないものです。 しかし、事故は突然、やってきます。 今回も、そうでしたが、意表を突いて、事故は起こるのです。 まあ、それが事故と言われる、所以なのですが。。。 ・・・